武田神社へ行きました。ちょうど桜が満開の日で桜並木がずっと続き、山梨大学の横をとおり、天気も良く、気持ちのいい春の日でした。見事な桜を花見しながら武田神社へお参りに行きました。


武田神社は武田信玄公を祀っており、勝運、開運、商売繁盛、金運で有名ですが、この日は信玄公まつりも開催され、(2025年は4月4日から4月6日)たくさんの方が訪れていました。
この信玄公まつりの見どころは、舞鶴城公園で行われる出陣式。毎年、信玄公役が話題になりますが、去年は、モデルの富永愛さん、今年は宝塚出身の紫吹淳さん。2年連続女性が選ばれています。又、「甲州軍団出陣」として紫吹淳さん扮する信玄公役と1000人以上が参加し、甲府市内を練り歩く武者行列も見ものです。ぜひ見てみたいものです。有料観覧席の販売は、毎年2月頃にあるようです。ぜひGETして臨みたいものです。境内には、武装したボランティアの方たちが写真撮影に応じてくれていて、人気を集めていました。


桜の名所としても有名な武田神社ですが、かの太宰治が愛でた桜ということでも有名の様です。昭和14年から8か月の間、こちらに居をかまえ、妻と生活したようです。その間に『富岳百景』『女生徒』などを執筆。ここの境内の桜のことを『春昼』という作品に書き上げているそうです。現地に一部が抜粋されています。
抜粋はじめ—————————-
桜はこぼれるように咲いていた。
「散らず、散らずみ」
「いや、散りず、散りずみ」
「ちがいます。散りみ、散り、みず」
みんな笑った。
お祭りの前の日というものは、清潔で、若々しく、しんと緊張していていいものだ。
境内は、塵一つとどめず掃き清められていた。
—————–抜粋終わり
家族で過ごす、お祭りの前の日の、春らしいほっこりする一日の様子が描かれる。



お参りの後、私は御朱印をいただきに列に並びました。

武田信玄を描いたこの御朱印帳がかっこいい。2000円。

御朱印もかっこいい。見開き2ページ分あります。500円です。

武田神社の後は、そこからほど近い、昇仙峡へ行く。
途中、おひるごはんは「一休」という食堂で食す。おばちゃんが一人でやっていました。

ニジマスやイワナを食べさせてくれる。魚も食べたかったのですが、平打ち麺のほうとうの誘惑に負ける。かぼちゃ、小芋、山菜の入ったほうとうはあつあつでおいしかったです。

メニュウです。


お腹いっぱいになったら、昇仙峡を目指す。この一休というお店のところに「昇仙峡入口」と書かれた看板がありますが、そこから降りずに少し先の「昇仙峡ロープウェイ口」まで行きます。
このロープウェイ口から約7分くらい歩くと、昇仙峡の見どころでもある仙娥滝に到着しますので、
昇仙峡へは何か所か降り口があり、それぞれから散策することもできますが、昇仙峡ロープウェイ口がおすすめです。
というのは、ロープウェイ口駐車場付近には、無料試飲できる「山梨ワイン王国仙娥滝店」、ほうとうなどが食べれる飲食店があります。
また藤城清治、山下清の「影絵の森美術館」があります。この影絵美術館もメルヘンな世界で、しばし夢の世界へといざないます。見ごたえあります。しかもワンちゃん猫ちゃん抱っこでOKです。
入場料:大人700円。中高生600円。
小学生500円。園児300円。
営業:9:00~17:00
TEL:055-287-2511


また、仙娥滝までの道のりには、ワインのお店、水晶のパワーストーンのアクセサリーショップ、工芸品などのお店がにぎわっており、昇仙峡、仙娥滝までの7分の道のりを楽しめます。




もちろん、ここ昇仙峡ロープウェイ口からだと、昇仙峡ロープウェイにもすぐ乗れる。
昇仙峡ロープウェイは、往復で、
大人が1500円、子供が750円。
抱っこしてワンちゃん中型犬まで一緒に乗れます。
ワンちゃん往復300円。
山頂までは約5分。20分間隔の運行。
あさ9:00~17:30(4/1~11/30)
9:00~16:30(12/1~3/31)
その他天候などにより運休あり。
TEL:055-287-2111でご確認を。
山頂は、縁結びの神で人気の八雲神社があります。
また、富士山をはじめ、南アルプス連峰など山々のパノラマが望めます。
これはお安いかもです。お得感あり。
寄り道必至の7分間の道のりになります。
さて、昇仙峡の仙娥滝です。

お店の並びを通り過ぎると、いよいよ昇仙峡への急こう配の階段が出てきます。もうそこから勢いのある滝の水音が聞こえてくるのです。ここをずっと降りていくと仙娥滝があります。

仙娥滝の落差30mの豊富な水量の滝水のパワーに圧倒されながら、水に自然の生命力を感じるスポットです。




水と岩のコラボレーションで造る自然美のパワースポットを楽しめます。岩に名前がついているので確認しながらめぐるのも楽しいですね。
往復1時間程度で回ってこれます。
さて、ほうとうの満腹状態もちょうどよく解消しましたので、次に移動します。

次にやってきたのは「道の駅 こぶちざわ」
ここではお土産をGETします。無農薬、無添加のジャムの専門店、ジャム工房「夢の木」が入っているので、ここでジャムを買います。
そのほか、東京都広尾のイタリアンレストランが、ここ、道の駅小淵沢にも開業されています。「ロトンド小淵沢」。こちらでぜひ東京の有名店の味の、地元食材を使ったパスタやピザを食してみるのもおすすめです。
こちら「道の駅 小淵沢」は農産物直売所もあり、お土産の品ぞろえが充実しており、満足すること間違いなしです。
道の駅 小淵沢
営業時間 9:00~18:00
TEL 0551-36-3280
ロトンド小淵沢
営業時間 ランチ 11:00~15:30
ディナー 17:00~21:00(この時間はうれしいですね)
テラス席あり TEL 0551-30-7612

次は温泉にやってきました。
「道の駅 こぶちざわ」から、約10分程度走ると、長野県です。その県境にある長野県の「道の駅 信州蔦木宿(つたきじゅく)」ここは「道の駅 こぶちざわ」より少し、落ち着いた雰囲気です。やや、人も少なめです。

道の駅のそばには釜無川が流れており、静かで時を忘れるような眺めの、良い雰囲気です。

道の駅 信州蔦木宿 併設のお食事処 「てのひら館」
こちらの食堂で「信州蔦木宿定食」1650円を食します。

鹿肉コロッケ200円もつけて、ボリューム満点です。地元のお母さん方が作るてんぷらは新鮮で、からっと揚がった白身魚、かぼちゃなど、とっても美味しかった。おそばは言うまでもありません。
作り手のおばちゃんたちの会話も聞こえてきて、ほっこりする食堂です。
お食事処 てのひら館
営業時間
11:00~20:00
ラストオーダー19:30
さて食事が終わると、「道の駅 信州蔦木宿」に併設の天然温泉「つたの湯」へ行きます。


入館料(入浴込み)
大人700円
子供500円
未就学児は無料
営業時間
10:00~21:00(受付20:30)
火曜日定休日 その他祝日の翌日
効能 :
神経痛、関節痛、慢性消化器病、動脈硬化症
人も少な目でゆっくりできました。

お休み処もあります。ゆったりと休めそうですね。100人収容。
いい湯で、とっても体が温まり、日ごろの疲れも癒されました。
今日は、山梨県の武田神社、昇仙峡をめぐり、道の駅でお買い物、そして信州の温泉、と盛りだくさんの、楽しい1日でした。







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