私は、酒好きなのだ。
飲み始めたのは、40歳手前。それまで毎日飲む習慣などなかった。たまにみんなと飲むときなどに1缶程度飲むくらいで、毎日飲みたいなどと思ったことなどなかったのだ。
そんな私がなぜ飲むようになったかというと、私が40手前のころ、つまりは20年前にさかのぼる。
ということは私は酒飲み歴20年ということにもなるのだが。
飲むきっかけになった出来事というのは、そのころ、私は家庭の事情で、仕事を始めた。つまりはお金がなかったのだと思うのだが、なので、自分で「私だって働きたいのだから、仕事に出ます」と言って働きに出たわけではない。むしろその反対で、働きたくないのに仕方なくお金のために働かざるを得なくなったということである。
働くなどと、27歳で子供を持つまでの間、4,5年働いただろうか。それも腰掛と言われる、お茶くみ、コピー取りと言われるような、働くというより、ただ社会に出てみた的な仕事だったので、今考えると働くうちには入らないのだ。
そんな私が、15年くらいのほほんと専業主婦をやっていて、ある日突然「働かないとやっていけない」状況に陥り、ハローワークで就職活動から始めたのだった。
仕事はすぐに見つかり、働きに出るのだが、根性が座っていない。ちょっと嫌なことがあるとすぐにへこみ、「私ではダメなんだ。こんな仕事できないからやめなくっちゃ」という風になるのだった。
多分今でいう、「自己肯定感」が半端なく低かったと思う。また、仕事に対して自信が持てなかったのだ。
「自己肯定感」が低いのは、もう、「育ち」に関係してくるので割愛するが、そんなことでせっかく軌道に乗った仕事も途中で、何かあった時に自己嫌悪に陥り、辞めてしまう、というようなことになった。
それで2社目の会社に行っていた時にも、それは起こった。ちょっとした失敗をやらかした。普通はそんなことでは絶対にやめない。でも申し訳ない気持ちでいっぱいになり、また、仕事もとっても忙しくなり、疲れるようになった。
そこでまた、「辞める」ことになったのだが、不思議に思ったその会社の上司(60くらい)が「あなたそんなことで辞めていたらどの会社も勤まらないよ。なにか嫌なことや、失敗があったとしても、夜家帰って、酒飲んでおいしいものでも食べたら、からっと忘れて、次の日、何事もないように出てくるもんだよ。仕事なんてそんなもんなんだよ」とおっしゃられた。
そこで私は「はあ、そんなものですか」と答えたのだが、そこから私は、仕事が終わったら酒を飲むものだということを知った。
まあそれが正しいかどうかは置いておいて、私はそうなんだ!とその当時、気づいたのだ。
次の職場へ行ったとき、まさしくそれを実践した。
夕ごはんと一緒にビールを飲んでみた。全く飲む習慣はなかったのだが、たしかに働いたあとのビールはうまかったのだ。それに味を占めてそこから飲み始めたのだった。
そしたらその会社は16年も行く羽目になった。
私が単純なのか、前の会社の上司が言ったことがほんとだったのか、どっちもなのか、おかげさまで働くことができるようにはなったのだ。
これが私が呑めるようになった出来事だったわけではあるが、私は会社の飲み会では、男子相手におなじペースで飲んでるのに酔っぱらわないで有名だったのである。かなり飲んではいるが、自分を失うなんてことはあり得なかった。健康診断の数値もAランクだったのだ。
それが少しずつ数値が上がり始めた。
そんな私が最近飲み始めたのは、赤ワイン。決して飲むのがいいわけではないのだが、飲まないという選択肢は今のところない。とにかくすきだったビールは飲まないほうが良いということだったので、ビールはほとんど飲まないことにした。焼酎もソーダ割など好きだったのだが、なぜか何杯も飲む習慣が有って、量を抑えられないので、赤ワインを飲んでみたのだ。これはあまり量を飲まないでいられるし、料理にとっても合う。食事の時だけ、少量(とはいっても、ワイングラスに2杯くらい)で済む。
赤ワインの体にいいところは(いいと言っても薬ではないが)
・ポリフェノールが血管を守る働きがあり、血管の老化、動脈硬化を抑える。
・抗酸化作用が悪玉コレステロールの質を改善するといわれている
・ビール、日本酒に比べて、糖質が少なく、血糖値の上昇が起きにくい
・インスリンの効きを少し助ける働きがある
・緊張を和らげ、副交感神経が優位になりリラックス効果がある
などである。
そこで私は、ワインを飲むことにしたのだった。
そんな私が、デイリーワインに選択したのが、こちら
レ・ゾルム・ド・カンブラス・ソーヴィニョン
または レ・ゾルム・ド・カンブラス・メルロー
タンニンがしっかりある
コクがある
ということで、少量で満足感が出やすい利点がある。
辛口
ということで、血糖値が上がりにくいという点
お値段お手頃価格(約1000円)
南フランスの、365日中、320日が晴れている温暖な気候に恵まれた地域のカステル社のワイン。
カステル社というと、世界No3に入るワインメーカー。その歴史は1949年にもさかのぼり、フランスほぼ全域のワインをそろえ、フランス国内でも圧倒的なシェアを誇る一流メーカーです。
このようにお酒とはこれからも上手に付き合っていきたい私である。
今は、飲まないという選択はないのだ。
楽しく充実した人生を送りたい、誰もが願うであろうそんな人生をわたしも謳歌したいのだ。
今の私にとってそれにはお酒は切っても切れないアイテムとなった。
新しいお酒と出会うことは、おいしいものを食べるうえでも、楽しみの一つなのだ。

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