飛騨の家具をご存じでしょうか。私は最近知ったものである。その出会いは、マンションに引っ越すことが決まり、新たな食卓を探していた時だった。
以前はイノベータというところの食卓を使っていて、これも座りごこちもいいしよかったのではあるが、ひじ掛け付きだったため、出入りに場所を取るのに、部屋は狭かったため、座ったり立ったりがしにくかったことと、スチール製だったため、ひんやりとしていて、冬なんかはヒヤッとした手触りであったのが難点だった。これも20年は使っていたのだが、引っ越しとともにそろそろ傷んできたので、新調することとなったのである。



家具屋で出会ったこの飛騨の家具は、場所を取らないのが決め手だった。実際場所を取らないのだが、存在感がある。軽い存在感としてそこにたたずんでくれる家具なのだ。それって、なかなかむつかしい演出です。それをこのダイニングはこなしてくれるのです。
我が家のリビングは、LDKでいうと15畳くらいで、しかしながらK,つまりはキッチンが4畳半もあるのだ。したがって、LDとしては約10畳あまり。リビングには、手持ちの3人掛けソファーも置く予定だったので、ダイニングテーブルは、大きいものを置くと狭くなるのだった。でも2人掛けを置くのはちょっと物足りない気がする。娘夫婦もたまには来て食事もするのだ。
と、そんな考えを漠然と持っていた。

©飛騨高山の国産木製家具ブランド『KASHIWA』より、出典。

©飛騨高山の国産木製家具ブランド『KASHIWA』より、出典。
上の写真2枚が、今、我が家で使っている、そのとき出会った飛騨家具メーカー「KASHIWA」の「LEI」レイというブランドのダイニングセット。
丸みを帯びているため、空間を柔らかく演出してくれる。しかも明るい雰囲気。


そして、長方形より、場所を取らないのだ。視覚的にも、ダイニングテーブルが「でかい」という印象を受けない。こじんまりとそこに収まってくれるのだ。
椅子が3脚になっていますが、4脚でも使用できます。
色も8色から選べます。曲木に適したブナの木で、椅子1脚が軽い。
なので、椅子を引いたり戻したりするのにストレスがかからない。
使用中はもちろん、お掃除のときも椅子が軽いので負担になりません。
手触りは、やさしい木の柔らかい、心地よい手触り。


そしてテーブルは、程よく広く、真ん中まで手が届きやすいので、真ん中に鍋などを置いてもどこからもとりやすいうえ、手元は、どの位置に座っても、しっかり何皿も置けるくらいの広さがあり、ほんとにストレスがありません。
天板は、汚れがつかないコーティングがしてあり、汚れもつきにくく、普通の食べこぼしなどの汚れであれば、さっと拭き取れば、十分です。
テーブルの脚もおしゃれな3本で、しかも、下に向かって細くなっており、こういった細かい演出が、この洗練された雰囲気を醸し出す。



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